植物内生放線菌を利用した新規植物活力増進資材の開発
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 1999年以来、三重大学と(株)赤塚植物園は、野外生育の花木から探索した有用内生放線菌を花木組織培養苗に定着させて耐病性、耐乾性を付与する技術を共同開発し、日米の特許化に成功した。本技術は、フラスコ内の組織培養苗に当該放線菌を直接定着させる方法である。その後、各種植物から、植物に有用性質を付与できる多種多様な放線菌を分離した。野菜・花卉などの子苗生産ではセル成型育苗、被覆栽培などの新技術の誕生に伴って新たな土壌病害の発生が問題化している。本研究では、ポット、セルトレイで育成する子苗に、我々が取得している有用放線菌をユニークな手法で定着させる方法を開発し、セラミックスを利用した新規植物活力増進資材の製品化を目指す。
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