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尿中酸化・ニトロ化ストレスのバイオマーカー定量法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

川西 正祐  三重大学, 医学部

研究期間 (年度) 2005
概要がん、動脈硬化症などの生活習慣病や炎症・アレルギーなど様々な病態に酸化・ニトロ化ストレスが密接に関与する。代表的な酸化的DNA損傷産物である8-ハイドロキシデオキシグアノシン(8-OHdG)と核酸ニトロ化産物である8-ニトログアニン(8-nitroguanine)の尿中排泄量の多寡は、生活習慣病や炎症など様々な病態に相関する。したがって、これら酸化・ニトロ化グアニンの尿中排泄量をストレスマーカーとして定量することにより個々人の健康状態を総合的に評価し、生活習慣病予防に資することができる。8-OHdGや8-nitroguanineは、生体中では非常に低濃度であるため、尿中夾雑物による測定妨害を最小限とし、高感度のクーロメトリック方式の電気化学検出器付液体クロマトグラフィ(HPLC-ECD)を用いることにより定量を可能とするシステムを構築する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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