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コーヒー滓を原料とする安全な水処理用ナノポーラス吸着剤の試験研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

脇坂 博之  滋賀県東北部工業技術センター, 主任技師

研究期間 (年度) 2006
概要近年、ダイオキシン・環境ホルモン・水道臭気物質等の微量物質の社会問題化とともに水処理等の環境分野での吸着剤の需要が大きく伸びている。炭素系吸着剤の中で最も需要の高いヤシガラ活性炭は、大半が東南アジアで製造され国内供給されるが、供給の不安定性、原油高による輸送コストおよびCO2 排出の問題、国内バイオマス利活用推進の課題があり代替品が求められている。コーヒー滓(抽出残渣)は、缶コーヒー製造業者から大量に発生し、産業廃棄物として焼却処分されている。コーヒー滓は顆粒状でありセルロースを豊富に含むことから、ヤシガラに代替する活性炭原料となる可能性が高い。代表研究者の有するシーズ技術を活用し、コーヒー滓を原料として水処理において安全でこれまで吸着困難であった臭気物質の吸着を可能とする吸着剤を開発する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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