サンドブラスト法を応用したガラスの表面強化プロセスの開発
研究代表者 |
吉田 智 滋賀県立大学, 工学部, 助手
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | サンドブラスト法は、エッチング(彫刻)加工法の一つで、高硬度の粒子を材料表面に吹きつけ、模様を彫りだすデザイン技法である。ガラスでは、表面デコレーションの手法としてのみ用いられているが、金属材料では、加工層の圧縮残留応力を利用して、耐摩耗性向上のための表面改質法として利用されている。本研究では、?ガラスは、点荷重や衝撃荷重のもとで高密度化し、高ヤング率、高硬度の準安定相が生成すること、?高密度化により得られる、高い原子間結合力を有するガラス相が、ガラスの強化に有効であること、の2点に着目し、ガラスにおける新しい部分強化法の確立を目的としている。
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