環境水中の極微量重金属元素検出用センサ電極の開発とそのデバイス化
研究代表者 |
青井 芳史 龍谷大学, (理工学部), 講師
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 水中に極微量含まれる重金属元素等をppm(百万分の一)オーダーで検出するセンサは、電気化学的な機構を利用したものが多く、検出感度は電極に依存する。従来、電極材料は、グラファイトやグラシーカーボン等が主に利用されているが、検出限界やセンサの小型・集積化に問題がある。本研究は、アモルファス炭素系薄膜の電気化学特性に注目した基礎研究の成果を基に、新規の電極を開発することを目的とする。その成果は、社会ニーズが高いppb(億分の一)オーダーでの検出や、電極の集積化による複数元素の同時・短時間分析が可能なセンサとして実用化を目指す。
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