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医療用ナノ結晶マイクロ構造体の試作と強度評価に関する試験研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

飴山 惠  立命館大学, 理工学部

研究期間 (年度) 2005
概要低侵襲医療の発展に伴い、腹腔鏡手術器具などのマイクロ化が進んでいる。しかし、現状は大型部材の設計手法をそのままマイクロ部材設計へ展開しただけで、結晶粒径などの微細構造に由来する材料特性を考慮した設計がなされておらず、粗大な結晶粒を有する医療器具が製造され治療中に破損などの医療事故が発生している。本研究はこのような状況をふまえ、結晶粒径が従来材の100分の1から1000分の1というナノ結晶粒で構成されるマイクロ部材の設計指針を「試作」と「モデル化による評価」により与え、今後さらに微小化が進む医療器具の高信頼性化に資することを目的としている。特に、代表研究者がこれまで研究してきた、ナノ結晶粒構造体の作製が容易な「非平衡PM(粉末冶金)プロセス」により、高強度でしかも高信頼性の医療用マイクロパーツの製造方法の指針を提案する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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