研究代表者 |
藤枝 一郎 立命館大学, 理工学部
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 携帯電話やPDA等に搭載するディスプレイには、周囲が明るくても暗くても視認性が良く、消費電力が低いことが望まれる。現在は、主に液晶ディスプレイ(LCD)、特に半透過型LCDが用いられているが、明所と暗所での視認性はそれぞれ透過型LCDと反射型LCDに劣る。更に、バックライトからの光や外光の一部が画素電極で損失されるため、光の利用効率が両者よりも低い。このような半透過型LCDの性能を凌駕する「理想の携帯型ディスプレイ」に関して、その光学特性を理論的に解析し、基本的な動作を実証することが課題である。
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