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屋内電力線マルチキャリア通信における雑音統計量の推定とその応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

梅原 大祐  京都大学, 情報学研究科, 助手

研究期間 (年度) 2006
概要2~30MHz の利用が検討されている屋内電力線通信において,現在,最も有力な変調方式は,複数のキャリアを利用するマルチキャリア変調方式である.本課題では,マルチキャリア変調方式の復調処理で用いられる高速フーリエ変換(FFT)後の雑音統計量を推定し,その統計量をデータの復号に利用する手法について検討する.屋内電力線マルチキャリア通信における雑音統計量を適切に利用できれば,従来の通信システムに比較して,雑音に対してロバストな通信システムを実現できる可能性がある.その結果,現在懸念されている屋内電力線からの漏洩電波の低減に繋がり,ホームネットワークが容易に構築可能な屋内電力線通信の普及に貢献できるものとして期待される.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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