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自動合成の実現に向けた共役芳香族オリゴマーの反復固相合成法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

杉野目 道紀  京都大学, 大学院工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要21 世紀の材料科学におけるキーワードの一つは「光機能性」であり,成形や機能のファインチューニングの容易さの観点から,有機化合物をベースとした光機能材料の開発に特に期待が集まっている。有機光機能発現には,大きなπ 電子系を有する共役芳香族化合物を用いることが必須であり,そのような化合物を迅速,かつ精密に合成する手段を提供することは,有機光材料の飛躍的発展に大きなインパクトを与え得る。本応募課題は,申請者らが最近開発し,特許出願中の新技術を活かして,共役芳香族化合物の自動精密合成法を開発しようとするものである。かつてのタンパク質やDNAの自動合成装置の開発は,多種多様なタンパク質・ヌクレオチド化合物を、"いかに迅速・精密かつ低コストで合成するか"という課題を解決するのに多大な貢献を果たし、医学・生化学分野の研究手法に劇的な変化をもたらした。本申請の課題は、共役芳香族化合物の自動精密合成法の開発を目指し,材料科学研究において、先のタンパク質やDNAの自動合成技術と比肩する革新的技術を確立し得るものである。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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