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未利用資源ポリリン酸依存型酵素の開発と脱ATP型物質生産系への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

河井 重幸  京都大学, 大学院農学研究科, 助手

研究期間 (年度) 2006
概要試薬・医薬品・機能性食品、及びその原料として重要なリン酸化化合物の生産には、高価なATP を使用するため、生産コストが極めて高いという問題がある。本研究では、ATP と比べて極めて安価な未利用資源ポリリン酸([Pi]n)をATP の代わりに利用し得る[Pi]n 依存型酵素を、結核菌と古細菌から探索し、これをリン酸化化合物の生産に応用し、ATP ではなく[Pi]n に依存する[Pi]n 依存型(脱ATP 型)リン酸化化合物生産系の構築を目的とする。[Pi]n 依存型酵素に着目する点に新規性・独創性を有する。申請者のこれまでの研究から、結核菌と古細菌が多様な[Pi]n 依存型酵素を有する可能性は極めて高い。また、既に結核菌由来[Pi]n 依存型NAD キナーゼを用いたNADP の大量生産・商品化を実現しているため、本応募課題実用化の可能性は充分に高いと判断される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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