樹状細胞を用いた有効かつ実用的な新規癌免疫療法の開発
研究代表者 |
門脇 則光 京都大学, 大学院医学研究科, 講師
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 現在行われている単球由来樹状細胞(dendritic cells; DC)を用いた癌の免疫療法の問題点である煩雑さ、高コストを解決するために、培養期間の短縮化、使用試薬の認可医薬品への変更を図る。さらに、投与したDC が体内で有効に機能しない問題点を解決するために、DC と成熟因子を同時投与しDC をin vivo で成熟させることを初めて試みる。本試験は、安全性および実現可能性に優れた方法として現行のDC 療法における多くの問題点を解決し、DC 療法を簡便で有効な細胞療法として普及させることが期待できる。
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