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好冷微生物を利用したタンパク質低温生産システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

栗原 達夫  京都大学, 化学研究所, 助教授

研究期間 (年度) 2006
概要極地などに棲息する好冷微生物は0°C付近の低温で良好に生育する。本研究は、このような微生物を異種タンパク質生産の宿主として利用することにより、熱安定性の低いタンパク質や封入体を形成しやすいタンパク質を、低温で効率よく生産するシステムを構築しようとするものである。現在、異種タンパク質高生産に汎用されている大腸菌、酵母、バキュロウイルスなどを利用したシステムと並ぶ、新しいスタンダードとなるシステムの開発を目指す。食品加工用酵素、洗剤添加用酵素、遺伝子工学用酵素などとして大きなニーズのある低温活性酵素など、既存の生産系で生産しにくいタンパク質の高生産系として利用価値が高いと考えられる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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