チオレドキシン(遺伝子組み換え)による加齢黄斑変性症治療薬の開発
研究代表者 |
中村 肇 京都大学, 医学部附属病院探索医療センター探索医療開発部, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | チオレドキシンは抗酸化作用、抗アポトーシス作用などを示す生体防御蛋白である。成人の失明原因として最も頻度の高い加齢性黄斑変性症では脈絡膜の血管新生が病態の進展に重要な役割を演じている。本研究では、チオレドキシンが補体制御分子と結合し、補体の組織沈着およびそれに伴う好中球浸潤および血管新生を抑制することに注目し、遺伝子組み換えヒトチオレドキシンを加齢性黄斑変性症に対する新規治療薬として開発する。
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