大規模情報可視化を利用した薬物代謝相互作用予測システムの開発
研究代表者 |
山下 富義 京都大学, 大学院薬学研究科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 高齢化に伴う慢性的かつ複合的な疾病の増加により、多剤を併用する機会が増え、薬物間相互作用が治療上大きな問題となってきた。薬物代謝酵素は医薬品の体内動態を決定する重要な因子であり、薬物間相互作用の原因となっている。本課題は、テキストマイニング技術で網羅的に収集された薬物代謝関連情報に対して、申請者が開発した化合物情報可視化技術を応用して可視化データマイニングを行い、得られた解析結果に基づいて薬物代謝相互作用に関する予測システムを開発する。本システムは、新薬開発段階における薬剤設計や臨床現場における医薬品の適正使用に大きく貢献すると期待される。
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