腫瘍増殖局所の特性と新規DDSを応用したがん治療におけるsiRNA投与法の最適化に関する研究
研究代表者 |
前川 平 京都大学, 大学院医学研究科・医学部附属病院輸血細胞治療部, 教授/部長
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 新たな「分子標的治療薬」としてsiRNAをがん治療に応用するため、腫瘍増殖部位の特性を考慮し、どのような腫瘍性疾患あるいは病態がsiRNA治療の対象として適切であるか、疾患別動物モデルを作製し検証する。加えて、siRNAを細胞内に導入するDDS(Drug Delivery System)の安先生を考慮し、投与方法の最適化を図る。本研究によりsiRNAをがん治療に臨床応用するfeasibilityが示されれば、がん腫ごとに個別化されたsiRNA治療法を確立が期待される。
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