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プロテアーゼ阻害に基づくSARS治療薬の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

赤路 健一  京都府立医科大学, 大学院医学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要実施内容とその目標;重症急性呼吸器症候群SARS に対する有効な治療法やワクチンは、現在でもまったく開発されていない。本課題では、SARS ウイルスの増殖に必須となるウイルスプロテアーゼの機能阻害に基づくSARS 治療薬の開発を行う。新規性・独創性;これまでまったく報告のないSARS ウイルスプロテアーゼの自己消化抵抗性変異体を開発し、安定した酵素機能評価系を確立する。さらに、多様な阻害発現中心構造の迅速かつ確実な評価を可能とするため、新たな反応系を利用した固相合成による阻害剤ライブラリーを構築する。実用化の可能性;ウイルスプロテアーゼ阻害に基づく治療薬開発は、エイズ治療薬としてのHIV プロテアーゼ阻害剤の開発やヒト白血病ウイルスプロテアーゼ(HTLV-1)に関する申請者らの阻害剤開発に見られるように、抗ウイルス薬開発における最も実用化率の高いストラテジーのひとつである。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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