概要 | 最近の電機業界における工場生産現場では,ライン生産方式より少ない人数で製造できるセル生産方式へ移行しつつある.しかし,既存のセル生産ロボットは任意形状の様々な部品の投入作業は出来ない.特に把持動作においては専用機具を必要とすることや,部品を壊さないように制御することは非常に困難である.そこで,人間の手のようにフレキシブルに物体を把持したりつまんだり出来るソフトハンドリング装置を実用化すれば,任意の形状・材質の部品の投入作業を実現することができる. 申請者らが既に開発済みのアクチュエータを基に,現状では金属製であるチャック・駆動部を空気圧アクチュエータに変更し,任意の形状・材質の部品投入が実現可能なソフトハンドリング装置を開発する.
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