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発振波長が温度無依存特性を有する光通信用光源の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

吉本 昌広  京都工芸繊維大学, 地域共同研究センター

研究期間 (年度) 2005
概要?技術的背景 大容量の光通信方式として、波長分割多重(wavelength division multiplexing:WDM)通信方式がある。WDMはすでに大陸間や基地局間の光通信に用いられており、現在のインターネットを支えている重要な技術である。WDMでは光ファイバーに波長の異なる複数のレーザ光を通すことで、通信容量を大きくしており、混信を防ぐためにレーザ発振波長の安定化が不可欠である。 ?問題点 現在のWDM通信方式では、温度制御器(ペルチェ冷却素子)を用いて半導体レーザの温度を一定に制御して、発振波長を安定化している。この方法は、温度制御器の価格や消費電力、占有スペースなどが問題となるため、一般家庭のパソコンの光通信用モデムには適用が困難である。 ?本研究の目的 本研究では、温度が変化しても発振波長が安定な半導体レーザを開発する。これにより、WDM通信方式を一般家庭にまで広げ、一般家庭の通信容量を飛躍的に増大する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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