早発性神経変性性障害のトランスジェニック動物モデルの開発と応用
研究代表者 |
木下 専 京都大学, 医学研究科先端領域融合医学研究機構
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 高齢化に伴い、アルツハイマー病に代表される神経細胞の変性を主体とする難病の治療法・治療薬の開発のための動物モデルの需要が増している。代表研究者らが作成したSept4過剰発現(Sept4Tg)マウスは、アルツハイマー病様の神経病理学的変化と脳機能異常が短期間で必発することから単独で、あるいは他のモデルと交配することによって、有用な神経疾患モデルとなることが期待される。本課題の主目的はSept4Tgマウスの特性を詳細に検討して特許出願に必要なデータを収集することである。副目的はSept4Tgマウスとヒト剖検脳における遺伝子発現プロファイルを比較し、創薬、早期診断、治療効果のモニタリングに有用なバイオマーカーを探索することである。
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