プラズマ媒体によるアクティブ型マイクロ波素子の研究
研究代表者 |
酒井 道 京都大学工学研究科, 工学研究科
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 本研究においては、プラズマが電磁波に対して(1)誘電体あるいは導体と等価に振舞うこと、かつ(2)パラメータの高速制御が可能であること(固体でないこと)、以上2点に着目し、プラズマの電磁波媒体としての可能性を見極め、それを用いたアクティブ型マイクロ波素子を創生するための試験研究を行う。 特に、本代表研究者らが行ってきたmmサイズのプラズマの制御法及び集積化法により、次世代無線通信の対象である5-100GHz帯のマイクロ波の制御を行う。マイクロストリップ線路上へのプラズマの機能的配置やマイクロ波伝播空間での2次元結晶状プラズマアレイの生成を行い、種々のマイクロ波制御(オン・オフ、周波数選択、指向性制御等)の能動素子化へ向け、実験研究を行う。
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