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光や風は通すが音は通さない新規な遮音装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

伊勢 史郎  京都大学工学研究科, 工学研究科

研究期間 (年度) 2005
概要騒音を低減するための新しい技術として、騒音に対して逆位相の音波を二次的な音源から生成させて重ね合わせる方法、すなわちアクティブ騒音制御(ANC)技術が着目されている。しかし従来のANCではある場所では騒音を低減できるが、他の場所では逆に騒音が増えるという問題があった。そこで本研究代表者は「境界音場制御の原理」を提案し、望みの場所全体で騒音の低減が可能となる新しいANC制御方式を提案している。本研究では境界音場制御の原理に基づいてANC装置を実現することにより、従来の吸音材や遮音材などのパッシブな方法では実現が難しかった、高性能な遮音装置の開発を目的とする。具体的には複数の小型スピーカーを窓枠に設置し、窓を開けても光や風は通すが音は通さない実用的な遮音装置を開発する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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