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微生物代謝系を用いたバイオマス-エタノール変換のための遺伝子組み換え・タンパク質工学研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

牧野 圭祐  京都大学, 国際融合創造センター

研究期間 (年度) 2005
概要我が国は、1997年に批准した京都議定書記載のCO2削減を目指しているが、既存の森林活動等によるCO2固定だけでは極めて困難であり、バイオマスの有効利用が必須である。しかし、最も基本的な大課題である「生物利用によるバイオマス-エタノール高効率変換」は未解決である。よって本研究では、生物種として、エタノール発酵で最も長い歴史を持ちながら、本課題への応用が遅れている酵母を用い、今日高度に発展した遺伝子変換・タンパク質工学的方法によって新規形質を付与し、バイオマス-エタノール変換を実用化することを目的とする。酵母の利用が遅れている大きな原因としては、野生型酵母がバイオマスの主要成分である炭素数5の単糖(五単糖)をエタノールに変換できないことが挙げられる。逆に言えば、この機能を付加した組換え酵母を作出できれば、本来持つ高いエタノール耐性能が最大限に生かされ、本命題の解決に寄与することは間違いないと考える。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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