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エバネセント波プローブを用いる早期診断用機器の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

池内 健  京都大学, 再生医科学研究所

研究期間 (年度) 2005
概要病気が発症すると患部の成分が変化するので,成分分析によって病気の種類と進行状況がわかる。しかし採取した組織を分析する方法は,人体に損傷を与えるため,その適用が限定される。ここで,エバネセント波によって物質を検出する技術を利用すれば,生きている組織の表面成分を分析できる。しかし,これまではこのような装置を体内に挿入する手段がなかったため,臨床に応用された例が無い。そこで,本研究では光ファイバーと小型プリズムを組み合わせて体内への挿入が可能な内視鏡型プローブを開発する。この方法ではプローブを組織の表面に接触させるだけで分析が可能なので,一度に広い範囲の成分を調べて病気を早期に発見できる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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