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細胞移植治療に用いる間葉系幹細胞分離システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

馬原 淳  国立循環器病センター, 研究所先進医工学センター生体工学部, 室員

研究期間 (年度) 2006
概要間葉系幹細胞を用いた細胞移植治療を実施する場合、目的幹細胞のみを正確かつ迅速に患者から分離する必要がある。そこで、手術場や処置室等でも迅速に間葉系幹細胞を分離できる細胞分離カラムシステムを提案する。現在用いられている細胞分離法としては、FACSやFicoll法が挙げられるが、これらの手法は幹細胞を分離するために化学試薬を使用する必要がある。このため移植用細胞としての安全性を十分に確保することが難しく、大規模な分離設備や培養室を設置することが要求される。これまでに開発してきた細胞分離システムは細胞ローリングの原理により細胞を分離するため、極めてシンプルな装置系で、かつ短時間で目的細胞の分離を達成できる。本提案では、開発した分離システムをガラス基板上にパターニングし、マイクロチップ化細胞分離基材のプロトタイプを作製する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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