1. 前のページに戻る

希土類錯体の発光を用いた全立体角で観察可能な三次元物体表示装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

久武 信太郎  大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 助手

研究期間 (年度) 2006
概要本研究課題は,全立体角から観察可能でかつ背景と融合可能な三次元物体の表示を目的としている.希土類錯体を少量溶かし込んだ透明なアクリル薄板を高速に回転させ,これと同期して(紫外)励起光を制御することで三次元物体を薄板の回転/振動体積内に描写する.本方式により初めて背景と融合したフルカラー三次元物体をあたかも空中に浮いているように表示することが可能となる.最近,希土類錯体でRGB三色を異なる励起波長により選択発光させることが可能となったため,本方式の優位性の確認と安全性も考慮したシステム開発が進めば十分実用化も可能である。単色での原理の確認とシステム開発を行う。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst