環境触媒の開発:工業化を目指した複素環材料の超効率合成

研究課題

研究代表者	芝田育也大阪大学, 環境安全研究管理センター, 教授
研究期間 (年度)	2006
概要	環状カーボネートなどの複素環化合物は、ブルーレイディスク基板などのポリカーボネート素材原料や医薬品、有機材料の原料として脚光を浴びている。本研究では環状カーボネートだけではなく、その類似体である5員環複素環材料の一般性の極めて高い超効率的製造法を確立する。特に今までにはない室温、大気圧という穏和な条件での分子変換の手法を確立する。これにより省エネルギーおよび二酸化炭素削減に貢献する環境低負荷型製造法への展開が期待できる。