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新しいリチウムイオン伝導性固体の開発と応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

今中 信人  大阪大学, 大学院工学研究科物質化学専攻, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要希土類酸化物の格子内にリチウム塩を進入型固溶させる革新的な手法により、大気中でも取り扱い可能な実用的リチウムイオン伝導性固体を開発する。従来材料では、リチウムイオンが結晶構造の骨格を形成するのに対し、新手法では、化学的に極めて安定な希土類酸化物の結晶構造の隙間にリチウムイオンを導入する。リチウムイオンは格子の隙間内を自由に伝導できるため、低温でも高いリチウムイオン伝導性が得られる。化学的・物理的安定性に基づく取り扱いやすさと、高いイオン伝導率の両立により次世代の2次電池材料への応用が期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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