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新規な超臨界凍結造粒法を用いた機能性吸入製剤の開発と喘息治療への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

綿野 哲  大阪府立大学, 大学院工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要ナノ粒子を含む超臨界流体をノズル等を介して大気中に開放すると、断熱膨張による急激な温度降下(ジュールトムソン効果)でできるドライアイス(二酸化炭素の昇華物)がナノ粒子を球状に凝集させ、さらに、大気中でのドライアイスの瞬時な乾燥によって多数の細孔が形成されることを見出し、これを流動性に優れた多孔質なナノ粒子の造粒物を生成させる新規な方法として凍結造粒法と命名した(特許出願中)。この凍結造粒法を用いて、薬物の微粒化と吸入時の分散性能を兼備した吸入製剤の設計を試み、目的に合致した理想的な粉末吸入製剤の創生に成功した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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