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合金の直接窒化による複合窒化物系高輝度蛍光体の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

堀川 高志  大阪大学, 先端科学イノベーションセンター

研究期間 (年度) 2005
概要本課題で対象とするM2Si5N8:Eu2+(M = Ca, Sr, Ba)系蛍光体に関しては、申請者らによる先行実験により、金属成分を出発原料として用い合金化後、窒化する合成方法が提案されている。しかしながら、この場合、M2Si5の組成をもつ合金相が存在しないことに加え、各金属成分の窒素との反応性が異なるため、均一な組成の複合窒化物を得るのが一般には困難となる。また、高温で窒化する場合、組成変動と結晶粒成長が進行し易く、蛍光体の製造プロセスとしては改善の余地がある。そこで、この問題を解決するために、本提案課題において原料合金の微細化と低温窒化工程を最適化し、窒化反応を均一かつ完全に進行させることで、不純物濃度が低く発光強度の強い、高品位な複合窒化物蛍光体を合成する技術の検討を行う。また、本技術の他の組成を持つ複合窒化物蛍光体への適用も図る。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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