研究代表者 |
冨田 哲也 大阪大学, 大学院医学系研究科
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 人工骨に破骨細胞抑制因子あるいは骨新生因子をコーティングした高機能付加型人工骨を開発することにより骨新生能力が悪い疾患においても迅速な骨再生を期待しうると考えられる。薬剤としては、組織再生促進効果を持つポリリン酸ナトリウムや破骨細胞誘導あるいは活性化に抑制的に働くおとり型核酸医薬を使用する。この次世代ハイブリッド型人工骨の開発によりなし得る骨再生期間の大幅な短縮は術後の臥床期間を短縮させ、医療費を抑制できる経済的効果のみならず、寝たきり老人化の防止につながる観点からもその社会的意義は大きいと考えらられる。
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