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甲状腺癌の穿刺吸引核酸診断法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

高野 徹  大阪大学, 大学院医学系研究科

研究期間 (年度) 2005
概要我々は濾胞癌を含めた甲状腺悪性腫瘍と良性腫瘍とを鑑別するのに有用な分子マーカーの検出に成功した(trefoil factor 3 mRNA/galectin-3 mRNA 発現比、T/G比)。このマーカーを甲状腺腫瘍を細い針で穿刺して回収した少数の細胞から測定する技術(穿刺吸引核酸診断法)が確立できれば、不必要な経過観察や確定診断のための摘出術が多くの症例に対して避けられることとなり、医療費の節約の効果は大きいと考えられる。今回の検討では穿刺吸引核酸診断法の甲状腺腫瘍の術前診断法としての有用性を実際の患者を対象とした検討で実証するための前段階として、手術で摘出された標本より穿刺検体を作成して予備検討を行うことを目的とする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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