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腹腔内手術のための小型全方位硬性鏡の試作

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

谷内田 正彦  大阪大学, 大学院基礎工学研究

研究期間 (年度) 2005
概要現在,硬性鏡(内視鏡)は主に胆のう手術,大腸癌手術、早期胃癌手術に用いられており,特に大腸手術に関しては,全体のおよそ1/3で硬性鏡が用いられている.硬性鏡を用いた手術法は開腹術と比べて患者の負担が軽く,術後の予後が良いため,今後もより利用が増えていくものと考えられる.しかしながら,従来の硬性鏡は,視野角が30~50度と狭いため,手術の効率や安全性に問題があった.提案の全方位硬性鏡では,およそ180×360度の半球状の非常に大きな視野を提供できるため,安全で効率のよい腹腔内手術が期待できる.本研究では,我々が新たに考案した二枚反射光学系(特許取得済み)を用いることで,小型化と高画質化を両立し,全方位カメラの硬性鏡への応用を実現する.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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