ピコ秒レーザーの自動安定発振・パルス長最適化機構の開発
研究代表者 |
|
研究期間 (年度) |
2005
|
概要 | 超短パルスレーザーの応用のためには、物質の吸収特性に合わせる波長走査や、長時間に渡る安定した動作が必要とされる。しかしながら超短パルスレーザーの波長走査を行うと、パルス長が変化しピークパワーが減少し、加工や化学反応の効率が悪くなり、最悪な場合には、連続光発振すなわちパルス発振が停止してしまうという欠点を持つ。特にこの現象は、ピコ秒モードロックレーザーで顕著である。本研究では、ピコ秒モードロックレーザーのパルス発振可能な全波長領域での、安定的なパルス発振、パルス長の最短化を高速に自動的に行う機構を開発する。
|