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熱間鍛造技術を利用した複合塑性接合法(植込鍛接法)の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

松本 良  大阪大学

研究期間 (年度) 2005
概要材料を高温に加熱して金型や工具を用いて成形する熱間鍛造品は,大型タービンやロボット用主軸等多くの産業分野で用いられている.従来,これら軸部を有する部材の製造では,板部を熱間鍛造後,切削加工により取付け穴を開けて,これにピン・軸をネジ止めしており,1.熱間鍛造,2.穴あけ,3.ネジ止めと三工程を要している.我々は,熱間鍛造直後の高温の鍛造品に室温の棒材を直接鍛造プレスで押込むことにより,棒材と板材を一工程で接合する新しい塑性接合法(植込鍛接法)を初めて開発し,その可能性は予備実験で確認済みである.植込鍛接法は「熱間鍛造品に直接棒材を接合させる」ため,切削設備も不要であり,コスト削減が期待できる.本研究では、接合強度を向上させるため,棒材先端形状と板材下穴に着目した実験を行う.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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