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p-i-n接合型有機太陽電池の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

平本 昌宏  大阪大学

研究期間 (年度) 2005
概要研究代表者は、アモルファスシリコンと本質的に同じ、p-i-n接合を持つ有機太陽電池のコンセプトを世界に先駆けて提出した。これは、i(intrinsic)層として働くドナー・アクセプター性の有機半導体の共蒸着中間層を、p型とn型の有機半導体でサンドイッチした3層構造電池で、すでに世界的にみてもトップクラスの2.5%の変換効率まで達成している。本課題は、これまで未完成であった有機半導体のpn制御技術の確立によって、p?i-n接合電池のi層にかかる内蔵電界を根本的に増大させ、発生できる光電流、光電圧を飛躍的に増大させる。また、オーミック性の金属/有機接合を形成することで、光キャリア取り出しに伴う抵抗を無くして効率を飛躍的に高め、企業との共同開発、民生品への搭載が可能な7?8%の太陽光エネルギー変換効率を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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