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近接場光学顕微鏡のための金属微小開口対型光プローブの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

片岡 俊彦  大阪大学

研究期間 (年度) 2005
概要現在、実用レベルで開発された近接場光学顕微鏡の横分解能はおよそ100nm 程度である。本研究では、この値を1桁上げることの出来る光プローブを提案し、これを用いた近接場光学顕微鏡を試作することを目標としている。開発を行おうとするプローブの特徴は金属薄膜に2つの開口を並べて作成したもので、実際には先鋭化した光ファイバーの先端を金の薄膜で覆い、その頂点に直径30nm程度の接近した2つの開口をあけたものとなる。具体的には(1)金属薄膜を蒸着した光ファイバー先端に近接した2つの微小開口をあける技術を開発する、(2)ファイバーを通して入射したレーザー光の開口付近での分布が局所化していることを確認した上で、現有の近接場光学顕微鏡に組み込み、プローブとしての動作を確認する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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