研究代表者 |
加藤 菊也 大阪府立成人病センター
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | ドセタキセル投与前の乳癌患者の70症例の生検サンプル〔ネオアジュバント療法開始前に採取〕について遺伝子発現プロファイルを行った。遺伝子発現プロファイル解析にはハイスループットの定量PCR技術であるアダプター付加競合PCR法を用いて2400個の遺伝子の発現量を測定した。学習理論を使って予測方法を確立したが、85個の遺伝子を使った予測アルゴリズムにより70~80%の予測精度を達成した。この技術を用いてドセタキセル単独投与時の乳癌患者の抗癌剤感受性を治療前に診断する技術を確立する。
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