研究代表者 |
杉本 憲治 大阪府立大学, 大学院
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 申請者らは世界に先駆けて青、緑、赤色の3色に可視化したヒト培養細胞株を作成しその細胞分裂の動態観察に成功している。最近、さらにオレンジ色を用いて4色に可視化した細胞の作成に成功した。本研究では(1)青、緑、赤、オレンジ蛍光タンパク質を観察するためのダイクロイックミラーの試作を行う。これを用いることで4色可視化細胞の動態を詳細に観察できるようになる(世界初)。(2)3色可視化細胞に、近赤外の波長を持つ蛍光物質(Cy5等)で標識した薬剤を反応させ観察する。生きた細胞を用いて薬剤の標的部位への結合、並びに、薬剤の作用の様子をリアルタイムで評価できるようになることで創薬研究に役立つ。
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