未利用食品素材の慢性疲労及び癒し効果の検証とその応用
研究代表者 |
中野 長久 大阪府立大学, 大学院生命環境科学研究科
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | オカラ、ふすま、糟類、バカスなどの繊維類の多い食品加工残渣(未利用資源)の新しい食品素材がストレスの低減化効果を示すことから、慢性疲労の機構解析とその治療法でCEO指定を受けている大阪市立大学医学部との連携の下で、そのメカニズムを解明するとともに、新しい観点からの機能性食品、すなわち精神安定作用としての食の効果について明らかにする。さらに我々が解明した羅漢果の甘味機能、ユーカリの葉に含まれるフルクトース吸収抑制物質による正常人と糖尿病患者による甘味への欲求の脳機能の動きを測定して、ストレスの懸かり方を砂糖との比較により解明する。
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