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多分化能間葉系幹細胞モデルの確立と再生医療に向けた応用性の確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

山手 丈至  大阪府立大学, 大学院生命環境科学研究科獣医学専攻

研究期間 (年度) 2005
概要これまでにラット由来の種々の腫瘍から培養細胞株を確立しその特性を解析してきた。特に、悪性線維性組織球腫(MFH)からは多彩な分化能を現すクローン株(MT-8、MT-9)を、悪性奇形腫からはES細胞類似の分化能を示すクローン株(TSD-B9)を確立した。さらに、線維肉腫(SS-A3)、悪性シュワノーマ(KE)、子宮内膜間質肉腫(RY)、組織球性肉腫(HS-P、KJ)、樹状細胞肉腫(KB)など高分化型の間葉系細胞株の樹立も試みている。これ程多くのラット由来の試験管内実験系を確立した報告は代表研究者が世界で初めてである。また、ラットの未分化幹細胞を認識する抗体(A3)の作製にも成功している。本研究の目的はこれらの試験管内実験系を用いて間葉系幹細胞の発生・分化メカニズムを解明し、再生医療研究におけるこれら細胞株の実用性を確立することである。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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