耐熱性酵素を利用したポリイソプレノイドの合成技術の開発
研究代表者 |
藤原 伸介 関西学院大学, 理工学部
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 本研究は触媒に申請者が見出した耐熱性酵素を用い、反応場に有機系溶媒を利用し、生成物であるポリイソプレノイドを酵素から解離し易くさせることで、ターンオーバーを効率化し、ポリイソプレノイドの高効率合成を目指すものである。ここでつくられる産物は短鎖のものは各種テルペン系物質の前駆体となるほか、超長鎖産物は合成ゴムとなる。本方法を発展させることで、例えばアレルゲンを一切含まないノンアレルゲンゴムの開発が期待できる。本研究では、特に実用化を視野に入れ、その要素技術となる反応場の改良と反応産物の分離精製技術の開発などについて検討する。
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