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音波を用いた離岸流監視システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

石田 廣史  神戸大学, 海事科学部, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要外洋の海洋構造観測のために海洋音響トモグラフィーとADCP、ソースロカライゼイションの技術を活用、応用し、浅海域での離岸流監視システムの開発を目指す。海水浴場での水難事故の大きな原因の一つは、海岸線から沖合いに向かって流れる流れ、即ち、離岸流によるものがある。この離岸流の発生状況をリアルタイムでもって観測し、的確に情報を伝えるシステムはまだ実用的なものが開発されていない。離岸流の発生場所や時間は必ずしも一定ではないが、海水浴場のように限られた海域の場合、この音波を利用したリモートセンシングが有効である。本試験では、離岸流の発生する海水浴場において、海中雑音と海洋構造を調査し、この結果を基に、離岸流観測監視に適した観測条件を把握し、離岸流監視システムの設計およびプロトタイプの試作機の開発を行い、実用化に必要な各種問題や条件を明らかにする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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