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昆虫培養細胞を用いたワクチン蛋白の大量製造

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

小西 英二  神戸大学, 医学部保健学科, 助教授

研究期間 (年度) 2006
概要昆虫媒介性のウイルス病である日本脳炎は、致死率20%の重篤な中枢神経疾患である。日本においてはワクチンの定期接種により制圧されてきたが、アジアの広い地域で年間1万人の死者を生じ、リスク人口は10億である。ワクチンにより予防可能な病気でありながら多くの地域で流行しているのは、ワクチンが高価なために普及できないためである。本研究は、昆虫媒介性ウイルスが昆虫に通例無害であることに着眼し、昆虫培養細胞を用いてワクチン蛋白を安全に大量に製造するシステムを確立、評価することを目的とする。従来の哺乳類細胞に依存したワクチン製造法より格段の経費低減に繋がる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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