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アパタイト型イオン伝導体の緻密な薄膜の作製

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

吉岡 秀樹  兵庫県立工業技術センター, 環境バイオ部, 研究主幹

研究期間 (年度) 2006
概要当研究所では、アパタイト型構造のランタンシリケートに少量のマグネシウムを添加することによって伝導度が大幅に向上し、これにより600°Cにおいて水素-酸素燃料電池で実際に発電できることを示した。しかし、これらの化合物では高強度の焼結体を作製することが困難であり、実用化への大きな課題となっている。本研究では、アパタイト型構造のマグネシウム添加ランタンシリケートを電極材料からなる基板上に緻密な薄膜として直接成膜することにより、焼結体の強度不足の問題を解決すると同時にイオン伝導性を向上させ、高性能な中温型固体酸化物形燃料電池の開発を目指す。薄膜の作製方法としては、実用化に向けたスケールアップを考慮して、成膜速度が大きく大面積化に対応できるプラズマ溶射法を採用する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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