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耐病性分子スイッチを利用した新規耐病性植物の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

川崎 努  奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科

研究期間 (年度) 2005
概要世界中で作物は病害により多大な被害を受けており、耐病性育種は食糧の安定的な供給を考える上で非常に重大な問題である。作物に感染する病原体は、細菌、糸状菌、ウイルスなど様々であり、現在の農業では病原体の種類に応じて異なる農薬を使用する必要がある。また、多量の農薬の使用は環境保全を考える上でも非常に大きな問題である。これまでに、我々は様々な病原体に対して有効な抵抗性反応を誘導できる耐病性シグナル伝達因子OsRac1を解析してきた。このOsRac1を様々な病原体の感染に対応して速やかに誘導できれば、病原体の種類に関係なく、耐病性反応を誘導できると考えられる。本プロジェクトでは、このシステムの有効性について解析・検討する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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