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光でキラリティーを見分ける高分子材料の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

中野 環  奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科, 物質創成科学研究科

研究期間 (年度) 2005
概要本研究では、蛍光性の2級エステル型側鎖基を有する新規なメタクリル酸エステルの不斉アニオン重合により光学活性な一方向巻きらせん状ポリマーを合成し、これをキラル識別材料として応用する。新規ポリマーにより、まず、らせん状に配列した側鎖蛍光性基からの蛍光のエナンチオマー選択的な消光に基づいて、光によりキラリティーを識別・検出する素子を実現する。ここでは、R体、S体それぞれの消光定数に基づく解析により、未知試料の光学純度の決定が可能である。さらに、加溶媒分解耐性の極めて高い2級エステル構造に基づいて、従来のらせんポリマーより遥かに耐久性の高いキラルクロマトグラフィー用固定相を実現する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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