画像解析手法を用いたマーセル化綿の迅速・簡便な品質管理技術の開発
研究代表者 |
宮本 昌幸 和歌山県工業技術センター, 繊維皮革部, 研究員
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | マーセル化処理は綿繊維の結晶構造、形状、諸性質を大きく変えるため、綿繊維の染色性、加工性向上のプロセスとして用いられており、マーセル化の度合いを評価することは品質管理上重要である。繊維側面の顕微鏡像から、客観的に繊維幅を測定する画像処理技術と、繊維幅の統計解析から形状の特徴を数値化する技術を応用し、マーセル化による綿繊維の形状変化の特徴を数値化し、生産現場でも利用可能な、迅速、簡便なマーセル化綿の品質管理技術の開発を行う。
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