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ホルムアルデヒドを吸収除去する観葉植物の作出

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

泉井 桂  近畿大学, 生物理工学部, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要メチロトローフとよばれる一群の微生物はメタノールなどのC1化合物を唯一の有機炭素源として生育(資化)することができる。この資化代謝はつねにホルムアルデヒド(HCHO)を経由する反応によって行われる。本研究は、メチロトローフのもつHCHO固定経路を遺伝子操作によって、観葉植物(ポトスやプテリス)に導入し、シックハウスガスであるHCHO を吸収除去する能力を付与することを目的とする。これまでに観葉植物の形質転換の研究はほとんど行われていないので、本研究では、カルスからの個体再生に成功している観葉植物について形質転換を行い、得られた形質転換植物のHCHO 吸収除去能を評価する。室内環境浄化に役立つ観葉植物を作出し、実用化を目指したい。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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