液晶化合物を材料とする医療分析のためのイオンセンサーの開発
研究代表者 |
矢嶋 摂子 和歌山大学, システム工学部
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 医療分析では、正確な測定結果を迅速に求めることが必要であるが、この測定のためにはイオンセンサーの使用が最適である。本研究では、センサー材料である膜溶媒と高分子支持体に液晶性化合物を材料として使用したイオンセンサーの性能を検討する。イオン感応膜の組成はイオンセンサー性能が最も良くなるように、最適化して決定する。その後、イオンセンサー性能(目的イオンに対する応答、イオン選択性、応答時間)を評価し、イオンセンサーを得る。さらに、生体試料の測定が可能か評価した後、生体適合性の有無を検討する。
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