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電子誘電性を実用化した超高速で微細な強誘電体材料の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

池田 直  岡山大学, 大学院自然科学研究科(理学系), 教授

研究期間 (年度) 2006
概要高性能強誘電体は現代の小型電子機器の基幹機能の一翼を担う。強誘電体の原理は陽イオンと陰イオンというイオン核の極性な変位にある故に動作特性に特有の限界がある。申請者は電子配置という新原理に基づく強誘電体を発見した(Nature 436, 1136-1138 (2005))。この特性は強誘電体動作が格子歪みと切り離されているため,実用化すれば現行の物より1000倍以上高速で100万倍小型な強誘電体素子の実現性がある。この特性は室温で既に発現しているため,実用化に向けた潜在的な可能性が高い。本研究はこの新原理強誘電体の動作条件を確定し実用化への戦略を明確化するため,特性発現条件の精密決定と薄膜作成を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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